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またまた でびる・めい・くらい3

ハード10まで。
さすがにちょっと寝不足でしんどいのでスピードダウン。

みっしょん2 
by katuragi_k | 2005-02-26 20:28 | ゲーム

デビル・メイ・クライ3

なんとかイージーとノーマルクリアして現在ハード中。
しかしなかなか大変です。
ノーマルの途中くらいまでは武器強化だとか新アクション取得とかが残っていて、戦力アップが可能でした。
そこで一旦攻略を引いて、最初のほうのミッションをSランク狙いで繰り返したりして、経験値だとかレッドオーブを稼いでいましたが……。
現在は武器強化、アクション全取得、スタイルのレベルも一通り上がりきりました。
つまりこれ以上は私のスキルしか伸びしろは無いのです。
こればかりはさらに地道にやるしかないですな……とはいえ、アイテム前回で力押しも出来なくは無いですが、それやるとアイテムでランク下がりますから。
ランクといえば……いぁーイージー&ノーマル&ハードのステージ1,2はなんとかSランク取れたんですが、それ以外はAとBが並んでいます。
どうしてもスタイリッシュ気をつけると時間が、時間気をつけるとダメージとスタイリッシュがガタガタになりがちなのです。
まだ難易度の所は下に隙間が空いていますので、当分熱中する物には困りませんね。

とっかかりのミッション1 雑感(ネタバレあり)
by katuragi_k | 2005-02-24 20:20 | ゲーム

ちょっとした。

TAKE2更新できない分、裏でコソコソ書いてるやつをあげてみる。
物は焼き直しFAKE。
珍しく一哉君の祖父の話。一哉君の父親の一磨さんのさらにお父さん。
10年前という前回の聖杯戦争と併せて出してみようと思った、前々回の70年前な聖杯戦争の最後の一幕だったり。
今のFAKE_FATEでも、イメージは違いますが起こった事はそう代わる事は無い……筈。
何となく琢磨氏の口調がおかしいかもしれませんが……それとライラちゃんがこの時点では大人。
それでも逃げ足&カッパライ上等な寄木の家らしいお爺さんだと思います。

半端な部分ですいませんが。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

真っ赤な世界が広がっている。一哉はいつも思う。詰らん事をよくもこんなに細かく覚えている物だと。

――fake――

「毎度毎度、よくもこれほど鮮明に無駄な感触まで交えて思い出すもんだ」

 一哉が自分の夢に自分で呆れるという器用な事をしている。鼻の奥に焦げ臭い鉄の味。パチパチとはぜる耳障りな炎の音。その炎を巻き込んで肌を焼く風。どれもが生々しく、わざとらしい程に鮮明。そして筋書きはいつも同じ。泣き叫ぶ事を忘れる程の絶望感、というよりは諦観だろうか。ああもう死ぬんだなと実感している所に爺さんがやってきて何かを叫んでいる光景。そして、何時の間にか自分を見つめている存在が増えていて。

――そうだな、こう言われるんだ。

「選びなさい。 一哉」

 あの時何を選んだのか、細かい事は覚えていないし、爺さんも話してくれなかった。ただ間違いないのは、生きる事を選んだ。それだけは自信を持って言える。あの時は体が割とビックリするぐらい炭になってた。それを親父と爺さんの使役を継いで補うだなんて事をするくらいには生き汚かった。考えてみれば六歳のガキが考える事じゃないのかもしれないが、ガキだからこそあんな無茶な事を出来たのかもしれない。今だったら安楽に死なせてくださいとか言うかもしれない。

――さて、そろそろ幕のはずなんだけどな?

 記憶の上映会もそろそろフィナーレの場面にたどり着いている。いつもなら、そろそろ汗びっしょりに目覚める頃だが。

――ふむ、おかしい。

 場面が切り替わったようだ。林の中を二人の人間が駆け抜けている。片方は胴長短足、どう見ても日本人の若者。もう一方は長身にメリハリの付いたプロポーションをしている恐らくは女性。恐らくというのはこの女性、肌というものを一切見せていない。空気に触れる事が恐ろしいとでも言うように、革で補強されたシャツとズボン以外の部分は、手から腕から首から顔以外、全てに包帯のような布を巻きつけている。まるでミイラのような風体なのだ。しかも顔には恐ろしげな仮面。辛うじて見える瞳の放つ優しげな光がとことん浮いた印象を与えている。

「ライラよう、そろそろ撒いたじゃろう。 まだ気配は追ってきとるか?」

 男が女性にライラと呼びかけている。どうにも女性には日本語が通じるとは思えない雰囲気なのだが。

「もう追って来ては居ないようです。 琢磨さま」

 期待を裏切り、女性も流暢な日本語で応えている。二人の様子を落ち着いて見ると、男は何かがゴロゴロと入っているズタ袋を担いでいる。女性は絞めた鶏を三羽、紐でくくって手に下げている。言動と併せてみるに、泥棒かかっぱらいの類に思える。二人はしばらく歩き続け、うらぶれた小屋にたどり着くと腰を下ろして火をおこした。

「さても芋と鶏かよ。 今晩は豪勢にいけそうだの」

 嬉しげに笑う男は袋から芋を取り出し、並べていく。女、ライラは仮面を外し褐色の美貌を晒している。そして取り出した小刀で器用に鳥を捌いていく。しばらく黙々と食事の用意を続ける二人。ライラがふと手を止める。視線を感じて顔を上げると男……琢磨がライラをじっと見つめていた。

「琢磨さま?」

 どうしたのかとライラが琢磨に呼びかける。

「情けない主ですまんかったのう。
 おまけに英霊にこんなかっぱらいの手伝いまでさせてもうた」

 すまんっと琢磨が頭を下げる。それを見てライラはふふと笑い、頭を上げてくださいと微笑む。

「私は英霊なんて立派な者じゃありません。 
 ただの死者、標的を殺す為だけに育てられた毒の娘。
 誰も触れる事が出来ず、誰に触れる事も出来ない……ただの人形。
 誰かと食べる食事、誰かの傍にいる事、どれも私には縁の無かった事。
 それらをつかの間でも叶えてくれた貴方には感謝しています」
 
 ライラの言葉を聞いた琢磨が鼻をすすり上げる。少々目が潤んでいる辺り、見掛けに似合わずこういう雰囲気に弱いらしい。そうかそうかと呟きながら頷いている。

「恐らく、明日には大聖杯も眠りにつくでしょう。
 そうなれば琢磨さまともお別れです。
 アベンジャーのおかげで見逃されましたが、聖杯の補助無しに現界し続ける事は出来ませんから」

 人喰いなんて性に会いませんし。と、ライラは暗殺者らしいのか、らしくないのかよく判らない事を言う。

「なあ、わしに何かしてやれる事は無いか?」

 寂しげなライラに琢磨がポツリと呟く。ライラが慌てて、その思いだけで十分だと返す。それだけで聖杯に願いが届かずとも報われたと。

「わしも楽しかったぞ。 逃げてばかりのこの半月じゃったがな。
 おまえさんみたいな別嬪さんと、こうして仲良くなれたのは一生の思い出じゃ。
 おっと、こんなこと言ったら女房にぶん殴られるかの」

 おどけて怖い怖いと身を震わせる琢磨の姿に笑うライラ。

「あの方は私にも良くして頂きました。 できればもう一度お会いしたかった」

 二人は焚き火が消え、朝を迎えるまで話し続けた。そして別れの時が近い事を二人が感じた時、琢磨はある事を決意した。
 
「ライラよう、聖杯は手に入らなんだがな……お前にしてやれる事が一つ見つかったわい」

 不思議そうな顔をするライラにそっと近づき、その頬に琢磨は右手を近づける。慌てて離れようとするライラに琢磨は動くなと令呪を使った。

「琢磨さま、何をするつもりですか!! マスターとはいえ、我が身の毒はお構い無しに!!」

 その言葉の通りに琢磨の右手からは、ジクリジクリと毛細血管が破れたのか血が滲み出してる。だが琢磨は気にせずライラの頬に触れ、髪を撫でる。

「ライラよう、お前になら右腕一本くれてやるともよ。
 女房にゃ、ちいとばかりぶつくさ言われるじゃろうがな、判ってくれるじゃろうさ」

 腕が痛むのか泣き笑いの顔をしている琢磨の右手を、ライラはそっと令呪の縛りが解けた両の手で包む。そして唇にひととき触れさせてからそっと離した。

「確かに私はこの身を恨み、誰かと触れ合いたいと願いました……しかし琢磨さま」

「なんじゃ?」

「あなたは馬鹿です」

 その言葉を最後にライラの姿が薄くなり、エーテルに還っていく。

「しょうがないじゃろ。 あんな顔されたら誰だって馬鹿な事しちまうってんだ……ふん」

 見送る琢磨は最後に呟き、立ち去った。琢磨の目には……最後に笑って涙を一筋流したライラの顔がいつまでも残っていた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――どうしろって事なんだろうか?

 考えながら目が覚めた。
 あれは爺さんなんだろうなと一哉は思う。何気に右手がじくじくと痛んでいた。
by katuragi_k | 2005-02-18 21:19 | SSもどき

家に帰ってから延々猿のように……イェア ブレイクダウン!!

ランブルローズとデビル・メイ・クライ3を明けの朝に買ってきました……ああ、ダンテ良いなぁ。

因みにランブルローズの方も少しやりましたが……なんというか、潔いまでにお色気ゲーですね。
でも2-3キャラのストーリーモード見終ると、あとはもうちょっとなーと。
例えばご褒美(?)ムービー見る為にそのキャラでタイトルマッチに勝って、更に防衛しないといけないのですが……結構手間です。
その割に、まあコンシューマーですからそんなに凄い物が見れるわけでもないですし(w
ストーリーモードも進むだけなら割とさくさく進めてしまいますし。

うん。 そうです。

デビル・メイ・クライ3とも被りますが、ショッパイ試合をすればそれなりに進めてしまうんです。
VOWシステムという縛りっぽい物もありますが、良い試合をしてどうこうという物が少ないのです。
点数なり、TIMEアタックなりなモチベーションをあげるものが無くて……。
あんまり一人でやりこむゲームではないかと。
知り合いが集まった時にでもやるのが良さそう。
とはいえ、酔っ払いの男が集まってやるのも馬鹿っぽくてちょっとアレかもしれませんが……。

で、デビル・メイ・クライ3ですが、こっちは冒頭にあるようにサルの如くSSランク目指して寝れ無い状況に。
スタイルはトリガーハッピーな性質ゆえにガンスリンガー。
稼いだレッドオーブは全部銃の強化に。
一通りの強化がすんだらブルーオーブ買ったり技覚えたり。
エボニー&アイボリーとショットガンをベシベシ撃ちつつアグニ&ルドラで敵を散らしてが楽しい。
まだノーマル途中ですが、スタイルもレベル上げないとだしシークレットも取れてないのがあるので当分遊べそうです。
by katuragi_k | 2005-02-17 22:26 | ゲーム

なんだか ジオシティーズこけてた?

妙に心配掛けていたようですいません。
ちょっと10日ほど出先でネット触っても無かったのですが、帰ってきたら見れませんとか復活良かったですとかなメッセージがWEB拍手に。
アルカディアでも捜索されてるし……なんかあったのかしらんと。

MODOKIが大文字小文字というお話が書いてあるのですが、ジオのメンテでもあったのかも知れぬと思いつつ謎です。
by katuragi_k | 2005-02-15 20:28 | 雑談

遠坂邸~学園

「凛、まさか学校に行くつもりか?」

「ええ」

 アーチャーの声に私はあっさりと答える。 私にとってはとうに答えの出ている事。

「危険ではないのか?」

「聖杯戦争が始まって、生活が変わったらマスターだって言ってるような物じゃない。
 悪いけど生活パターンを崩すつもりは無いから」

「それはそうだろうが……」

 アーチャーは心配そうだ。

「あなたが守ってくれるんでしょ。 それとも自信が無い?」

「む、そんな事がある筈が無いだろう」

 なんだか子供みたいに、ムキになってアーチャーが膨れている。

「期待してるんだから」

「ならば君が引き当てた私こそが最強だという事を証明して見せよう」

 むくれたアーチャーがもう……自信たっぷりに頷いている姿。 意外と子供っぽいアーチャーが妙に可笑しかった。

「それに学校にはマスターは居ないわよ。
 一応、魔術師の血筋は居るけど……私に感知できないくらいに廃れちゃってるし。
 マスターにはなれっこないわ」

「そうか、君に手抜かりは無いわけだな。
 だが戦いには絶対は無い。 もしもの事は常に考えていて欲しい。
 大体君は意外と……いやいや」

「判ってるわよ……言われなくたって」

「でだ、時間は良いのか?」

あ……八時過ぎてる。

「きーやーーーーーー」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「ほ、ほ、ほら、何も無いっ……はあふうって言ったとおりでしょ」

―――息を切らせて言う事では無いが……そのようだな。

 赤い騎士は少々不満げな意思を返してくる。 そんなに何かあって欲しかったのか。 
 学園は私の感じる限り、いつも通りの平穏。 とはいえ、私たちみたいなのが裏に潜んでいる以上、いつひっくり返っても不思議の無い平穏だけど。

―――さっきも言ったが、だからといって油断はしてくれるな、凛。

「判ってるわよ」

 さあ、行くわよ!!
by katuragi_k | 2005-02-06 21:53 | SSもどき

二日目(遠坂邸、遠坂さんの朝)


―――じりりりりりりりりり じりりりりりりりりり

「起きてくれないか、凛。
 疲れているのは判るが――」

煩い……こんな時間に目覚ましなんて、なんて迷惑な奴なんだろう。
それになんだか馴れ馴れしいのがって……?

「ちがーーう!!」

「うおっ」

飛び起きたら赤いのが飛び退った。

「ん、アーチャーおはよ」

なによ、その引きつり顔は……。

「起すのは気が引けたのだが、先程から電話が鳴り続けている。
 無視するにも、少々気になってな。
 申し訳ないが出てくれないか」

……ああ、アーチャーが出るわけにもいかないか。

「もしもし遠坂です。 お待たせいたしました」

「やあ、凛ちゃん。
 昨日学校に出てないって聞いてね、心配になったんだよ。
 もしかして、もう呼んでしまったのかい?」

声を聞いた途端に気分が悪くなった。

「あんた……相変わらず耳が早いのね。
 ええ、呼んだわよ。
 私が遠坂で魔術師である以上、この機会を逃す訳が無いでしょう!!」

電話の向こうの男は、黙っている。

「話はそれだけ?」

「まあ、君が人の意見で意志を曲げる事は無いとは思っていたけどね。
 君が聖杯戦争に参加すると言うなら話しておかないといけない事がある」

「何?」

「今回の聖杯戦争を取り仕切るのは教会ではないんだよ。
 前回の聖杯戦争時に暴走した代行者の事があってね、
 協会と教会の双方がにらみ合って動きが取れない。
 故に今回はこの国の中央が出張る事になった。
 実際は僕ら……会の方で色々と対処する事になると思う。
 それに伴い、今回の駆け込み寺はその名の通り柳洞寺だ。
 魔術師同士の戦いには似つかわしくないんだろうけどね」

へえ……。

「でも、この国の中央如きに魔術師たちを牽制できる程の力があるの?」

「まあ、その心配はご尤もだね。
 でも教会だってそう変わったもんでも……」

尻すぼみになる言葉が、監督者と言う名ばかりの観察者の実情を表しているように思えた。
サーヴァント等という連中を引連れた魔術師を制する事が出来るのは、同じくサーヴァントと共にある者くらいだろう。

「でもね、今回に限っては相手がサーヴァントを連れていたとしても無視できない存在が柳洞寺にいるからね」

何よそれ?

「どういうこと?」

「知りたいなら行って見る事だね」

「何よそれ!!」

「じゃあ、頑張りたまえ。
 何かあったらいつでも電話しておいで~♪」

「ちょっと待てって言ってるでしょ!! こら達人~!!」

―――ツーツーツー

あのニヤケ野郎~言うだけ言って切りやがった。
それに、学校の事何処から……まさか見張られてるんじゃ。
お父様の弟子だからって後見人だったけど、あいつの正体不明さ加減って尋常じゃないわ。
それでも一応は情報が入ったんだから……よしとするけど。

「柳洞寺ね……」

一度行って見た方が良いのかもしれないわね。

―――あ、

「どうした? 凛」

――はちじじゅうごふんまえ

「きゃあああああああああ」

「なんだ、どうした!!」

「ちーこーくー!!」

朝から騒がしい遠坂邸だった。
by katuragi_k | 2005-02-05 21:54 | SSもどき

自分で書いてて見えない部分のスケジュールを

悩んでみて色々調べると こちら様の攻略日記が。
非常に助かるので記録。

中年のための恋愛(美少女)ゲーム講座
by katuragi_k | 2005-02-05 19:51 | 雑談

二日目(新都ホテル)

「腹へった……」

ビルを脱出して人通りの多い場所に出た。
一安心した途端に胃が痛いくらい空腹なのに気がついた。
騒ぎのせいで、何も食えてなかったんだものなあ。
どうするかねぇ。
このままホテルに帰って、ルームサービスもなあ。

「リーゼリットさんは?」

「……お腹すいてる」

いや、これからどうするかと聞いたんだけどね。
そりゃ、ご飯くらいはご馳走するけどさ。
なんか食べて帰るか。
近くにヒゲ親父のフライドチキン屋が有ったと思う。

「今度は一緒に店に入る事にしようか」

誰も笑うに笑えなかった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
by katuragi_k | 2005-02-05 19:49 | SSもどき

二日目(新都某ビル、逃走)

ものの本において曰く。

レライエ―――ソロモン72の悪霊のひとつ。 弓の悪魔、姿は狩人とも騎士とも言われる。 26の軍団をもち、敵に与えた矢傷を腐らせ死に至らせる……などなど。

「解説はいいから、さっさと逃げれ!!」

ぽそぽそと解説してくれるリーゼリットさんの背中を押しつつ非常口に向かって逃げる。
後ろを向いたら黒いのがドアを通り抜けて形を固めていた。

「騎士が正解……ふむふむ」

だからそれはいいからー!!

「クラップ!!」

牽制代わりに風精破裂を飛ばしてみたが、形を成してしまえば物理にもそれなりに耐えるらしい。
一切こちらの悪あがきを気にせずに弓を番えてキリキリと……。

―――バタン

間に合った……と思ったらドアにドンと衝撃。
見るとドアから何か黒いのが……矢じりだった。
ドア自体には傷も無いのに矢が貫通していた。
というか、矢も半分霊体なのかそれなりに壁を抜けるんだろう。
しかし、あと十センチこっちに飛び出てたら俺に当たってたな……さっき傷が腐るのどうのと言われたのを思い出して、だらだらと冷や汗が流れる。

「ここまで追ってくる様子はないようだ。
 気配が先ほどの場所で動かなくなっている」

パルミラさんが屋上に出てからそう言った。
この距離になると俺には感じ取れないが、あそこの警備代わりに置いてたんだとすれば、表までは出てこないのも頷ける。

「とにかく、油断しないようにビルから出よう」

「そう……家に帰るまでが遠足」

「「「……」」」

皆、気にしないことにした。
by katuragi_k | 2005-02-05 14:42 | SSもどき