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ACE雑感

ACE終わりました・・・・・・。
ルーキーならば、それほど詰まらずに最後までいけますね。
ストーリーは置いといて、なかなか楽しかったです。
機体ごとに合う合わないがあるので、動かしやすい機体を見つけるまでが悩みますが、自分のスタイルに合ったのをいろいろ試している間が一番楽しかったり。

ちょっと難のあった部分。
ミッションリトライは機体選ぶ所まで戻れないので、一々ロードし直さないといけない。
ブリーフィングまで戻れるようにしてあれば便利だったのに……。

最初フリーミッションがないので、機体を試すのがマルチ以外にない。
かなり寂しい……ロードしてやり直しもいいですが、キャンペーン中はポイントがつらくてそうは乗り換えできないし。


機体の特色?
オーラバトラーは射撃の弾速が遅くて追尾が甘いため、ワイヤーでとっ捕まえてぶん殴るのがうまくできないとつらい。

ガンダムウイング系のMSは特色有り過ぎて射撃に難あり。
一番使いやすいのは敵を固めることができて射程が長いサンドロックかも知れない・・・。

その他のZ、百式はビームライフルの威力、追尾、連射のバランスが良いので使いやすいです。
特に格闘もこなし、火力一発武装(メガバズ)もあるのでオールマイティ。
さらにZは変形して逃げ足もあり、グレネードがやたら追尾するので相当使いやすいです。


ヘビーメタルはエルガイム、ヌーベルディザードに関していえばMSに近い感じで使えます。
射撃も威力、追尾、連射、リロードがバランスいいですし、シールドアタックとかの近接も使いやすいです。
ただ、マーク2は主兵装が溜め撃ちのバスターランチャーなので使い所が難しく、サブのパワーランチャーもエルガイムとかのと比べて使いにくいです。変形して逃げる>追っかけてくるやつ溜め撃ちみたいなパターンはストレスたまる。

ブレンパワードも射撃が優秀ですが、ちょっと火力つらいかも。
ただ、コンボはバリバリ決まるので楽しい。
バリアもあるし……あれ?オーラバトラーと似てるのに何でこんなに差が……。

レイズナーとエステバリスは使ってないので。


意外だったのはドラグナー達。
地上と宇宙で武装のポイント振りが別なので面倒ですが、両方あげる必要はないかと。
とにかくD2の使い所は地上です。
マルチロックのミサイルが強すぎます。
D1にもありますが、D2で十分。
特に移動が止まらないのでヘビーアームズのように囲まれるとつらいということがないです。
主兵装のレールガン、アタッチのキャノンと機関銃を撃ちまくりつつ編隊を見つけたらミサイル撃ちまくる……楽しいです。
さらに一斉射撃で火力もばっちりです。
D1は宇宙でのキャバリアーの火力と、外してからの格闘のギャップが笑えます。
D3は貧弱ですが、ジャマーかけては突っ込んで武器撃つとかしてるとそれなりに。
ただ、ファンネル持ち相手には機銃だとファンネルがなかなか落とせないのでつらいかも。

結局、地上はD2宇宙はZがアクションヘタレの私には一番簡単でした。
by katuragi_k | 2005-01-29 17:26 | ゲーム

非公開入れ忘れてた(TT

なんだか煮詰まって変わりまくってたり。
ACE 買いました。
あけるのはいつになるのか……。
by katuragi_k | 2005-01-27 00:37 | 雑談

二日目(新都某ビル)

「……何処」

問われたものの。

「何処だっけ?」

「何処なんです?」

俺とゼノビアさんが顔を見合す。
俺は住所なんて確認してないぞ。
ゼノビアさんは起きたばっかりだし。
自然と視線は猫へ。

「何でもかんでもこちらを頼るな」

憮然とした口調で黒いのが視線を返してきた。

―――――――――――――――――――――――――――

「じゃあ、こういう訳だ。
 あなたはリーゼリットさんで入谷さんちのメイドさん。
 でもって買い物してたらいつの間にかここに居たと?」

「そう」

コックリと頷くリーゼリットさん。

「主……よく理解できるな」

感心されている。

「行間を察しないと噛み付いてくるウワバミを相手にしてる間に何となく……ね」

「「「ほー」」」

なんか悲しくなってきた。

「俺たちはさっさと逃げ出すけど、リーゼリットさんはどうする?
 逃げ出すならビル出るまでは送ってあげられるけど」

「早く帰らないと……イリヤ心配してると思う」

んじゃあ、途中までご一緒しますか。

「「ん?」」

俺とパルミラさんが同時に振り向いた。
ゼノビアさんとリーゼリットさんが不思議そうな顔をしている。

「なんか居る?」

パルミラさんに聞いてみる。

「何か、居るな」

やはり居るらしい。
さっき迄は何にも感じなかった気配が、ドアの向こうにある。

「人間とかじゃないよね」

何となく思い当たる事のある気配。
でもあんまり考えたく無いなあ。

「ふむ、主の考えを聞いてみたいな」

そですか。

「1、サーヴァントの変種。
 2、曲がったサーヴァント。
 3、腐ったサーヴァント。
 4、サーヴァントになり損なった何か。
 5、……同じような事しか言えないけど、まだ聞きたい?」

何かは、ジワジワとドアの向こうから染み出してきている。
物理的な存在というよりは、半霊半物と言った感じ。
サーヴァントほど確固としていないし、霊体化しているサーヴァント程に消えてない。

「良い線だな、主。
 何らかの存在を何がしかの概念に押し込んで、
 聖杯のシステムででっち上げましたと言った風に見える」

どう違うんだ?

「見えてから言うのは汚いと思うぞ、パルミラさん」

つまりは、サーヴァントモドキなのかな?。

検証その①

「セルフィド(風鬼招来) クラップ」

バチンッとドアに風が叩きつけられた。
黒いもやもやが吹き飛んでる。
効いたのかなと思ったら、またゆらゆらと元の場所に戻っていく。
物理は影響するが、効いてないらしい。

検証その②

「サラマンデル(火鬼招来)」

チラチラした火の粉が影に向かって飛んで行き……そのまま消えた。
おんやあ?

「燃えそうな感じなのにねえ」

「今のは弾いた防いだと言うよりも、届いた瞬間に消えたようだな」

パルミラさんの指摘も見え難い物じゃ良く判らんな。
幸い黒い影はドアを抜けると言う行為にやたらと時間を食っている。
更にドアを開けるという事はしないらしい。
これなら通り抜けの出来る会議室に篭って、相手が来た瞬間に別のドアから抜けて閉じ込めれば逃げる時間は稼げるだろう。

検証その③

手近のデスクからメモとペンを拝借。
ゴソゴソと護符書いて花瓶を倒す。
中の水に護符を浸してムニャムニャ。

「オンディーヌ(水鬼招来)」

護符を核に、30cm程度の何故か三本足に手が一本と言う、変な姿の亀だか象だか見たいのがモコモコと出てくる。
これはアリスねえ直伝な訳だが……なんでこんなデザインなんだ。
ともかくそれがモコモコと影に近寄り、手だか首だかを振り回す。
影は散らされはするものの……おや?

「面白いな」

パルミラさんが興味深げに様子を見ている。
視線を追うと、モコモコの足元に水溜りが出来ていた。

「小さくなってる?」

影に触れた水のモコモコが段々小さくなっている。
体から滴り落ちた水溜りが広がり、その体から護符自体が露出。
そして影に触れた瞬間、パシャリと術が破れた。

「対魔力かな?」

対魔力。
強力なものは数十人の術者が数日かけた大儀式の術式すら霧散し、弱くともその威力を減じるスキル、または能力だが。

「どうも違うらしい。
 さっきの水の塊のあった場所の影が薄くなっている。
 どちらかと言うと打ち消しあったように感じるな」

俺の魔力程度と相打ちで消えるの? なんだかなあ。
それじゃ本格的な魔術だと一発で消えないか?

「そう単純な物でもないようだ」

どれどれ……おやおやなんというか、戻ってますな。

「戻ったと言うよりは、増えたと言うべきではないかな」

消えた分増えたって事かな?

「何がしたいんだろう?」

「……」

パルミラさんも無言。
二人してウゾウゾとドアに引っ掛かってる黒いのを眺める。
なんだか緊張感が削げてしまった。
一応、判った事をまとめてみよう。

1の場合。
俺の魔力と名を核にマナに意味を持たせる事でエレメンタルとし、空気を圧縮させて対象付近で開放。
この場合、魔力の介在は最初の部分だけで風自体は物理現象。
影に影響するも変化はなし。

2の場合。
魔力と名を核に対象付近でマナに火の意を持たせて爆ぜさせるつもりが、火種が喰われて消えた。
恐らくごく微小に影を削ったと思われる。

3の場合。
持続時間が長い為、魔力に持たせる名と意味を護符を媒介に強化。
そしてマナを水に通して使役。
触れている間にジワジワとマナを食いつぶされ、最終的に削りきられた。
ただし眼に見える規模で相手も削れてたので、複数同時にけしかけたら削り殺せたりして。

……判った事。

どうやら何がしかの意味を持った魔力で打ち消せる。
その辺に在るマナで削れるなら、ここにこうしては居られないだろう……まあ、削れた端から復活してるのかも知れんが。
削れた部分はその内戻る。
戻るにしてもでかくなってる様子はないので、上限があるっぽい。
で、アンマリ賢くない。

これくらいかな?

そんなやり取りをパルミラさんとしてると、後から拍手がパチパチ。
振り向くとリーゼリットさんがやる気のない拍手を此方に送っていた。

「どしたんですか?」

「すごい……だいたい正解」

大体なんですか……っていうか正解知ってるんですか?

「じゃあ正解は?」

「あれもサーヴァント。
 神秘を分解して自分の食べられる物に変えてる。
 分解する時に自分もその分消える。
 その後で変えた物を食べて戻る」

えーと……神秘? 魔術とかサーヴァントとか?
それらを分解して喰う。
その分自分も消耗するけど、その後でその分を食べて戻るってか。

「なんか、一杯居たら英霊も喰えそうだな」

「……一杯居る」

居るんだー……って大変じゃないか。
っていうか、何でそんな事知ってんの?

「元アインツベルンの人」

自分を指差しながら、えへんと立派な胸を張っていらっしゃるリーズリットさん。

「「知っているならさっさと!!」」

俺とパルミラさんの声が重なった。

「考える事は大事」

そうですか……ガックリとうなだれる猫と俺。

――――――――――――――――――――――――――

「ともかく、あれはアインツベルンの産物な訳だ。
 ……なんつーか。
 聖杯戦争って裏技ばっかしだな。
 わざわざそうしてあるのか、バグが多いのか知らんけど」

「で、あれには名前が?」

パルミラさんがリーズリットさんに問いかける。

「アヴェンジャーでタイプアーチャーのモデルレライエ」

「「アヴェンジャー?」」

「でアーチャー?」

「のレライエ?」

いやーな予感。
猫が此方を向いている。
見返す視線でアイ・コンタクト。
扉を見ると、さっき迄もやもやだった影が甲冑じみた上半身に変わっている。
んでもって、そこから繋がる腕に篭手……弓。

「リーズリットさん!! 他に出口は!!」

「あれ」

指差す先を見ると、非常口と書いてある。

「「逃げろー!!」」

―――――――――――――――――――――――――――

判りにくい……ちょっと考えよう。
by katuragi_k | 2005-01-26 21:58

二日目(新都某ビル)

「しみーるーしーみーるー」

しくしくしくしくしく。

思わずランサーに貰った治癒のルーン握って座り込んでしまった。
おずおず首に触ると、指先にはっきり判るほど思いっきり歯形がついてる。
多分、今の一番酷い怪我は今の噛み跡だと思う。

――主よ、取り込み中申し訳ない。 

なんとも言い難い調子で、パルミラさんの声が頭に響いた。
何とか痛みは治まってきたので立ち上がる。

――先程からの嫌な胸騒ぎが収まらん。 ここは早く離れてしまった方がいいと思うのだが。

確かにそうだ。
ちょっと家捜ししてみたい誘惑に駆られるが、ここはさっさと逃げた方が良いかも。

―――――――――――――――――――――――――――

「ゼノビアさん?」

呼びかけるとゼノビアさんがさっきの女性を見ていた。

「この人、どうします?」

どうしよう……。
このままにしといて、この人がどうにかなっちゃったら寝覚めが悪い。
でも、関わっちゃって聖杯とバーサーカーに引っ掛かるのも遠慮したい。
とは言え、やはりこのままにしとくのはなあ。
ランサーはともかく、バゼットさんが怖いからな。
俺がゼノビアさん連れ出したせいで、この人に害が及ぶとも限らんし。
ここは起こして話を聞こうか。

「もし、あのー」

ゆさゆさと揺するとゆさゆさと揺れる……。

「おおう」

ナイス!!

「おおうじゃないです!! 何処見てるんです!!」

ガスッと拳で突込みが入った。
うむゼノビアさん。 いーぱんち持ってるねー。
じゃなくて、仕方ないじゃないか……揺れるんだもの。
ゼノビアさんだって揺れるけどさ、ゼノビアさんが寝こけてる所ってなかなか見れないし。
さっきはさっきで余裕なかったし。
ぐえ、首絞めるなゼノビアさん。

「あの」

「「はい?」」

ゼノビアさんと掴み合ってる所に声を掛けられた。
間抜けなかっこで二人して、声の方へ顔だけ向ける。
その様子には特に感想はなかったようで、声の主は冷静に自分の格好を確認し、あたりへ視線を右左。
そして、俺たちに視線を戻し……。

「……何処?」

ポツリと言葉を発した。
by katuragi_k | 2005-01-24 21:39

二日目(新都某ビル)

非常階段を降りる。
防火扉を見るとドアノブがついている。
どうやらこの階段は常用にも使用されているらしい。
一応、指紋を注意。
ハンカチ越しにドアノブを掴んで回す。

カチャリと思いがけず音が響いた。
そのまま息を殺し十秒。
そっと隙間から覗いてみる。
エレベーターホールに人気は無い。
エレベーターも上がってくる様子は無い。
カメラも気にしてみたが、呆気無いほどに見当たらない。
隠してあるのだろうかと思うが、今はとにかく動くしかない。
とりあえず死角っぽい所を選んで歩く。
通路はエの字型だった。
ゼノビアさんを感じる方向に進むと飾りドア。
柱に何らかの照合装置らしい物がある。

「困ったな」

――しばし待て。

頭にパルミラさんの声が聞こえた。
数秒待つとカシャンとロックの外れる音。
そしてスーッとドアがスライドした。
向こうには数時間ぶりの黒猫というにはデカイ姿があった。

「こちらだ」

パルミラさんに促されるまま、後を付いて行く。
どうも様子が変だ。
何かしら偉そうに言われると思っていたのに80あっさりとしている。
それよりも、何かに急かされているようにも見えて余裕が感じられない。

「パルミラさん? どうしたんだよ」

「……何かがやたらと癇に障るのだ。
 この場所からは早々に立ち去った方が良い」

話す時間も惜しいとばかりに、パルミラさんが早歩きから小走りになる。
ドアを二つ抜けると寝室と言うより病院じみた場所に出た。
5台並べられているベッドの内二つに人の姿がある。
一つは見知った物。
もう一つは……ふむ。
見覚えがある。
確か、あちらでアインツベルンの聖杯と一緒に居た女性だ。
名前は知らないが、聖杯戦の後ちょくちょく衛宮の家の近くで見かけた事がある。

「知っているのか? 主よ」

数秒考え込んでいた所を話しかけられた。

「確実じゃないけど。
 アインツベルンの聖杯にくっついてた人だと思う。
 この人がこんな所に居るとなると、あんまり長居しない方が良いみたいだね」

ゼノビアさんの傍によって体を揺する。
ムニャムニャ言ってる所を見ると、薬を使われたりという事は無いようだ。

「ゼノビアさん、起きて。
 さっさとこんな所から帰るよ」

数回声を声を掛けると、ゼノビアさんは身じろぎしながらむーむー言いつつ体を起こした。
やっと目覚めてくれたらしい。

「おはようございま……」

俺と視線が合ってゼノビアさんがフリーズした。

「また……また……」

「またまた?」

「また怪我してるーー!!!!!」

うわあっ。
イキナリなんですか、お姉さん。

「もう、危ない事しちゃ駄目だって言ったじゃないですか!!」

「ちょっとまった、今そんな事言ってる場合じゃ……」

「場合なんです!!」

うがーと吼えるゼノビアさん。
理不尽この上ない……。

「せっかく助けに来たのに……」

「それはすっごく嬉しいんですけど……。
 それでかずやさんが怪我しちゃ意味が無いんです!!」

がおーと更に吼えるゼノビアさん。

「大体ですね!! かずやさんは行動力に瞬発力が有り過ぎるんです。
 普段はダルダルな暇人の癖に……。
 何でろくでもない時だけそうも突っ走りやがりますかあ!!」

「そ、それは言いすぎでは……」

反論しようとしたら、ゼノビアさんのこめかみにビシッと青筋が走った。

「ホウーホウーホウー!!
 ナニカイイタソウーデースネー」

何故かカタカナ棒読みで眉間に人差し指をグリグリ……あの、マジで痛いです。

「良いですか? かずやさんがこけたら皆こけるんです。
 親亀なんですよ。
 だからズドーンとタイゼンジジャクになってて下さい!!
 イイデスカ!!」

意味は判るが泰然自若って成るものなのか?
と微妙に突っ込みをいれたかったが、ゼノビアさんが怖くて言葉を飲み込んだ駄目な俺。
じゃなくて、誰か助けてくれ。

――仕方のない主だな。

おーパルミラさん。
何言われても構わんから助けてくれー。

――判った判った。だからそんな縋る目で見るな、気色悪い。

酷い言われようだが、今はあなたが頼りです。
黒猫さんは溜息をつきながらゼノビアさんに近づき、前足でポンポンと足元をつついた。

「なあ、ゼノビア嬢。
 そろそろ勘弁してやって欲しいのだが。
 考え無しであんまり賢いとは言えない主だが、
 それもゼノビア嬢を思っての事だろう。
 それにな……今更少々言った位で直る性根でもない。
 ここは一旦許してやっては如何だろうか?」

ゼノビアさんは猫をジッと見つめ、ふうっと肩の力を抜いた。

「判りました。 今回はもう終った事ですから。
 でも、助けられて嬉しい気持ち以上に、
 かずやさんが怪我してるのを見ると悲しいんです。
 その辺を忘れないで下さいね」

「判りました」

「じゃあ、約束ですから」

ん? 約束?

怪訝に思っているとゼノビアさんが目を瞑り、そっとこちらに顔を寄せてくる。
肩をぐっと掴まれたんでもしやと期待してると、唇をスッと避けられた。
えーと、なんですか?
視界の端に居たパルミラさんが、見てられんとばかりにあっち向いた。

何か忘れてる気がする。

そうしている間にも、ゼノビアさんの顔は俺の首筋に……。

何か、何か忘れている。

「あーーん」

――今度はここですよー。

はっ!! 首筋に寒気が走った。
思い出したー!!

がぶ……。

「ぎにゃああああああ」
by katuragi_k | 2005-01-24 19:51

二日目 新都捜索~新都某ビル

「もう、あの槍馬鹿ー、ゼノビアさんを一体何処まで連れてったんだー!!」

パルミラさんとゼノビアさんに向けての感覚で何処の方面かは判る。
ただ、距離が判らんのだ……こうしてみると、新都も広い。
しかも血が足りんのか、走る衝撃で頭がクランクランする。
能率だとか言い出せば、少しは休んだ方が良いんだろうけどな。
アインツベルン関係にとっつかまってるゼノビアさんを放って置けるわけが無い。
ともかく泣かれるのは俺も痛いんだ。

「さっさと見つけて連れ戻す。
 ……頼むぞー。 バーサーカーなんか居るなよ……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「この辺は……あんまり来た事が無いな」

新都の中でも駅から少し離れた場所。
事務所やテナントの入ってるビルとは少々趣が違う。
外資の支社が丸々立ってたりする一角。
恐らく、細かい所は俺の世界と違う事も多々あるだろうが、今はそんな事は関係ない。
この辺りに来て、やっとこさゼノビアさんを感じる方向が変化しだした。
ビルの集まってる区画を回ると360度変化する。
つまりはこの区画のどっかに居るはずだ。
それならと、近くのビルにコッソリ入って高い所から感じる向きのあたりをつけていく。
大体4箇所ほど回ったところで、ちょっと古めのビルに交点が集まっている事を確認した。
地図を見ると……あんまり聞いた事が無い会社名だった。
この世界では有名なのかもしれないが、俺にはなじみが無い。
まあ、アインツベルンか協会関係の表向きの顔なんだろうし、あんまり派手に名前が売れてるのもアレなんだろうけど。

「さて、どうやって入るかな?」

正面は受付のある玄関ホール……やたらとガランとしていて、人は少ない。
ホールは妙な形のオブジェが据えてあるだけで、受付とウロウロしている警備の人間から隠れてどうこうするのは厳しそうだ。
次に、隣の駐車場から裏手が見えるのでそちらに回ってみる。
するとビル両端の角に、非常階段だろうか? 
各フロアにぽつぽつと踊り場らしき空間が見えた。
その下をずっと追っていくと、ペンキ塗りの鉄扉。
どうやら駐車場に面した部分に非常階段の出口が在るようだ。
恐らく一方通行のパニックドアだろうけど、アラームさえなければ蛇さんなりに開けて貰うのは可能だろう。

「で、アラームの確認という事だけども……」

と言ってると、鉄扉が開いた。
ぞろぞろと出てきたのは電気屋さん?だろうか。
作業服の一団はケーブルやら脚立やら担いで車に向かっていく。
行き先の車はなんちゃらビルメンテと書いてある……ふむ、やはり電気屋の類だな。
その中のリーダーっぽい人がなんかのチェックと報告書だろう書類を書き込んでいる。
そして、傍らの下っ端っぽい兄ちゃんに何か言ってる。

「……に作業確認貰って来い。 あと、報知器戻して結構ですってな」

ほーう、良い事を聞いた。
今のうちに入り込む事にしよう。
見ると、鉄扉には未だドア止めが掛かっていた。

「こうも調子が良いのも日頃の行いかね」

誰も戻って来ない内に上階に上がる。
階段は小さな蛍光灯がまばらに付いてるだけで暗いが、踊り場に出ると外からの光が入るので、そう見通しは悪くない。
おっと、靴は脱いでおこう。
足音を聞き咎められる事はなさそうな気もするが、やりすぎる事は無い。

「でも……寒いけど……な」

そろそろと階段を上っていく。
かれこれ十階、ビルの半分くらいまで上がったが、未だ気配は上にある。
まさか最上階か? この際、屋上まで上がって機械室辺りにドアの開いてる所が無いか見るのも良いかも知れない。

「23階……屋上」

結局、上がりきっちゃったよ。
流石にここでは下に気配があるが、実は居ると確認した所は最上階だった。
ここには誰も来るとは思ってないのか、メンテの人が適当なのか非常階段への入口にはドア止めが噛ませてあった。
ゴンゴンと空調だの高架水槽に水道汲み上げてるポンプだのエレベーターのモーターだのの音が響く室内。
注意しながら進むが、やはりこんな所に防犯設備は無かった。
下で視たビルの構造を考える。
入り口入ってど真ん中にエレベーターが八基。
四基づつ向かい合わせだった。
だが、ここには九基のモーターがあったりする。
つまり、四基と五基
恐らく多い方の一つは清掃か何かに使ってるんだろう。
その対面のスペースは非常階段らしい。
となると、各フロアは真ん中にエレベーターを置いたエの字か横にしたデジタルの8の字に通路が走っていると思う。
そうだな、真ん中の非常階段は通常の移動にも使われてるだろう。
そこなら防犯設備も先ず無い筈……そこから下のフロアに入って、屋上経由の外側の非常階段から脱出。
出る時ならアラームが鳴っても、あまり問題は無いだろう。

「よし、プランは決まった……あとは出たとこ勝負な」

―――――――――――――――――――――――――――――

「ふむ、どうやら無事にこちらに向かっているようだな」

黒猫がポツリと呟いた。
隣にはゼノビアが意識を失ったまま寝かされている、
その向こうにもゼノビアと同じような……恐らくホムンクルスだろう女性が眠っている。
他には人気は無く、今の所直ぐに危険がどうこうという事は無かろうとパルミラは思った。

それよりも先程の感覚。
状況は掴めなかったが、主たる少年から生命力ないしは活力と言った物がゴッソリと消耗していた。
恐らくは血を失ったのだろうが、一時はどうなる事かと。
今こうしてこちらに向かっている所を見ると、何とか無事に居るようだが。

黒猫はぴくぴくとひげを震わせ、何か気に入らないようにそわそわと首を巡らす。

「なんなのだ、この言いようも無い胸騒ぎは……ええい気にいらん」

黒猫は吐き捨てると、ゼノビアの傍に戻りガシガシと前足で顔を洗い始めた。

――――――――――――――――――――――――――――――

余計なキャラを増やさないように修正。
メイアさんの独り言も消し。
どうも熱が出てるので頭が回らない。
今でも書ききれてないのにこれ以上増やすのは首を絞めてるようなものかと……。
この決断がFAKEの最初で出来てれば、もっとすっきりしてた気がする。
今はとにかくいきなりキャラを増やすんじゃなくて、今居る人と本編の人を動かそう。
by katuragi_k | 2005-01-24 18:18

微熱がずーっと・・・。

花粉症から普通の風邪になったみたいで。
突然、熱が出たと思ったら次の日には動けませんでした。
2、3日ひっくり返ってたんですが、動けるようになっても37度3分程度がずーっと続いています。
これがなかなかしんどいです。
あと鼻水が止まらんので気管支の炎症が治らない。
俯いてるだけでズキズキします。
鼻はかみすぎでもげそうだし。

春先もっと酷くなるかと思うと……憂鬱です。
by katuragi_k | 2005-01-24 16:19 | 雑談

今、SSもどきを作り変えてったりしてます。

未だ入替えは先ですが、多少軽くなるかなと。
それで、午前2時くらいから4時くらいまでネットを見てたんですが。

4時の時点で雑文見てる人が50人近いってのはどうなんでしょうね。
ここは日に110人程度のカウントが出てるんですが、深夜0時からの4時間で半分程度来てるというのは一体(W
もしかして、私の更新がその時間だからなのでしょうか・・・。
by katuragi_k | 2005-01-16 13:42 | 雑談

SSもどきを久しぶりに触りました。

ほったらかしで年を越えましたが、久しぶりに。
途中の注意書き、ページ分けてまでは余計じゃないですかとの事だったので、インデックスの所に移したり、長編も短編もそんなに数が無いので分けずに1ページにしたり。
朝の3時ごろからゴソゴソやっていたので、その時間帯に見た人はページが増えたり消えたりLINKの先が無茶苦茶だったりしてたかもしれません。

あと、今使ってるのはホームページニンジャ2003。
安売りで買ってきた1000円。
これ簡単でいいんですが、段々遅くなってきました。
1ページに文字を詰め込みすぎなんでしょうか……PCはそんなに遅くないしメモリも1ギガ有るんですが、仮想メモリが少ないとかで落っこちる(仮想も最大1.5Gとってあるんですけどねえ)
それと、一部直しても全ページ更新掛かるのはどうにかしたい(これは仕様なんですけど途中で固まるので怖い)

どうにかしたい気もしますが、バリバリサイト更新したりしないし……今のままでもいっかなあバックアップだけしつこく取ってれば。
by katuragi_k | 2005-01-14 17:55 | 雑談

ふと、思うに……。

WEB拍手押してくれてる方って、ほぼSSもどきからここに来てるわけですよね。
それ以外の人ってここにどうやって辿りついたんでしょうかね?
ブログのLINK張って頂いてる所からでしょうか。
それと、SSもどきだけでこっち知らない人とか、どれ位居るのかなーとちょっと考えちゃったり。
by katuragi_k | 2005-01-13 17:51 | 雑談