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カテゴリ:あくまでも黒猫( 15 )

夢の中で4

「とにかく今回は命拾いした訳だけど、まだこの先繰り返し襲われたりするかな?」

「ふむん、あやつは格が低い分、己の能力に自負を持っている。
 今回もおそらく契約者の命ではなく、完璧主義者のあやつが己の仕事の邪魔になる君を片付けようとしたのだと思うのだ」

「つまり?」

「君があやつの契約者の近くに居て、その存在が邪魔である限り、
 あやつのプライドをキミが傷つけ続ける限り、キミは狙われ続けるだろうと思う……な」

「なんか、それってお前のせいじゃないのかああ!!」

「あはははははははは」

 乾いた笑いで答えられた。

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by katuragi_k | 2007-01-14 22:00 | あくまでも黒猫

夢の中で3

「あー、私の力だが……」

「あ、うん。 聞きたい聞きたい!!」

 二人してなんだかしょんぼりした空気を回復しようと努めてみた。

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by katuragi_k | 2007-01-03 22:54 | あくまでも黒猫

夢の中で2

「で? 何でそのオロバスて馬に僕が襲われるわけ?
 別に何かした覚えも無いんだけど」

 馬に恨まれるなんてマル○ンハンバーグに入ってる馬肉食った事があるくらいのもんである。

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by katuragi_k | 2006-12-31 22:52 | あくまでも黒猫

夢の中で

「あれ? 寝た筈なんだがな」

 なんとなくふと体を起こすと、目の前に例の天蓋付きベッドが鎮座ましましていた。
 どうやら昨晩の如くレム睡眠中の会談ってことらしいが、相変わらず物理法則ぶっちぎってくれてやがります。
 んでもって、そこの主がなんだかネコ缶食い過ぎてうずくまってた黒猫みたいに元気が無いのは、やっぱり同一人物ならぬ同一ネコ悪魔だからなんだろうか……。

 面白すぎる難問にもう一回寝なおすことを諦めた。
 どうせ今も夢の中だし、睡眠不足にゃならないだろうし
 ……それよりも、問題は。


 胡坐をかいて万年床に座りなおして、ヘタレにも程のある金髪美形にどう声を掛けたもんだか悩んでみた。

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by katuragi_k | 2006-12-27 22:40 | あくまでも黒猫

ハオ・マオ・ハオ

「あー、正直すまんかった」

 かばんの中でしっちゃかめっちゃかにされたらしい黒猫は、毛並みをボサボサにして、面白い格好で僕を恨めしげに見上げらていた。

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by katuragi_k | 2006-12-23 21:59 | あくまでも黒猫

日常乖離

「あー、なんだ。 そら、えーと……そうそう。
 僕はコンゴトモヨロシク言われても困るから」

 なんとなく僕は黒猫にそういった。
 黒猫はなんだか不服そうだった。

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by katuragi_k | 2006-12-21 20:47 | あくまでも黒猫

日常のホツレ

「むう……猫からは和み物質ナゴミンが出ているという学説は本当であったか」

 いや、んな訳ないけど。

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by katuragi_k | 2006-12-14 22:03 | あくまでも黒猫

日常事態2

 もしかして、僕はまだ振られたわけじゃないのかもしれないぜ!!

「いや、クラスメートで名前も知られて無いって言う状態ってこた、
 終わる以前に始まっても無かったってことだろ?
 先は長いと思うぜ」

 そこ、人のテンション上げといて落とすなよ……自分が彼女持ちだからって……このユウちゃんめ。

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by katuragi_k | 2006-12-13 20:09 | あくまでも黒猫

日常事態

 2限の終わりに教室に入り込んだ。
 特に何も無く静かである。
 というか……なんだか、周り中から哀れんだ目で見られている気がする。
 気のせいか? もしかしてみんな知ってるのか!?
 だが、流石に「俺振られたんだけど、もしかして知ってる?」とは聞けない。
 んなこと痛すぎるわい。 だから、黙っておとなしくしていた。

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by katuragi_k | 2006-12-10 20:32 | あくまでも黒猫

ハートブレイクで遅刻

「あー、電車すいてら、バスすいてらー」

 ラッシュアワーも半ばを過ぎると、うちのガッコの方面は結構すいてくる。
 今も乗り換えたバスには半分ほどの空席がある。
 この方面に今時分乗ってる客は、病院通いのじっちゃんばっちゃんばかりな気がする。

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by katuragi_k | 2006-12-09 19:57 | あくまでも黒猫