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暇つぶし2-3

 食欲が落ちて、酸っぱいものを食べたりしてましたが、ポン酢にも飽きてきたのでレモンソースだの生姜ダレだのと色々手を出しております。
 



 変身魔法の取り扱い。 使い魔関連の技術と同じく、イレギュラーで入ってしまったものに変身魔法の技術がある。 かなり犯罪にかかわりやすい技術なのだが、使い魔関連の技術とセットで入り込んでしまったのだ。 現在は、使い魔の素体として販売されている、ある種の調整された生命体に込みで最初から準備されているので、一般にその存在を公開されて居ない。 使い魔というのはそういう風に人形を取るように思われているのだ。

 本来       人形の使い魔=使い魔の技術+変身魔法
 一般の認識   人形の使い魔=使い魔の技術


―――何か題名ないかな。


 起きぬけ、いきなり気分が最悪だった。

「何だ? この最悪の二日酔いみたいな気持ち悪さは?」

 胃の中に大して物が入っていなかったのが幸いしたか、吐くことは無かったが、逆に吐いてしまえば少しは楽になるんじゃなかろうかと思うくらいに酷いものだった。

「そんな無理酒飲んだ記憶は無いのに……ん?」

 起き上がって体からずり落ちた布団から何かが生えている。 下半身を隠している布団から、足の方に向けて二本、極太の注連縄もかくやというような、赤と青の鱗が金属質に光るでっかい蛇が寝床から台所に向けて伸びていた。

「おいおい、なんつう誤解を招くような絵面ですか?」

 置きぬけの布団、両の足の間からのびる蛇……それなんて漫画的表現?
 布団を蹴り飛ばす。 蛇の胴体は股間じゃなくて腹の辺りからズルリと生え出していた。 蛇の胴体をつかんで横に放り出す。 体じゃないどこかから、出ている部分と同じくらいの長さのとぐろを巻いた蛇身が沸いて出た。 それはおいといて、胴体をまたぎながら台所の水屋へ向かう。 戸棚から酒瓶を引っ張り出して飲んだくれてひっくり返っている蛇二匹の鼻っ面に一本拳のかなり本気の一撃を両手同時に叩き込んだ。

「「ひひゃんがっ!!」」

 けったいな呻きをあげつつ、そこに在ったのは、すでに蛇ではなく、赤くした鼻をさすりながら、恨みがましくこちらを見上げてくる、人形を取った人外二人だった。


 イメージ固めイメージ固め……本当に固まるのかしらん?
by katuragi_k | 2007-09-14 23:01 | 暇つぶし
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