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暇つぶし31

 ダイハード4.0見てきた。
 20ミリのバルカンが頭の数十センチ上を通過して、ダンプの運転席が上半分もぎ取られてオープンカー状態になっても「ひょーっ」で済んでしまう男、ジョン・マクレーン。
 次は戦車か駆逐艦辺りを素手で無力化して欲しいものです。

>30回、おめ^^

 うい (-_-)ノシ

> フェイトに会ったら、ドローンの時に壊されたことへの不満を言ってほしいです。
> 麻子さんを使えば中将や機動六課の重役を暗殺できそう。聖杯戦争時の記憶を他人が見て驚いてほしい。

 ドローンでしたとか言ったらこわされそうです。
 いや、本編に関わっちゃ話が変わっちゃうから。
 



 ……渡りに船だが、話がうますぎる。
 敵対目標物から発生したようなものを、都合が良いからといって取引したり、戦力化しようなんて事を考えるでしょうか?
 有り得ねえ。
 じゃあ、何を考えているのか……泳がせて見て、何か掴めないかとか?
 そんな不確定な事で本局と本部の確執とやらに油を注ぐような事をするか? 事を構えようとするか?
 もしかして、トップのスキャンダル狙いか?
 それにしても大雑把過ぎる。
 うーむ考えるだに考えつかん」
「色々と考えてるようだね」

 え? 声に出てた?

「いや、こっちで切り替えただけだから、気にしなくて構わないよ。
 これでも私はレアスキルもちでね。
 機械知性との感応能力なんていうものを持っている。
 でなければ、高性能なデバイスといってもエレクトラと、こうも流暢な喋りが出来るわけが無いだろう。
 それに、君の入っているデバイスは性能自体は高いが、最低限の物しか組んでないんだよ。
 なおさら、こんなスムーズに意思伝達が出来るわけが無いだろう」

 ……えーと、なんですか?

「私の感覚を信じるならばだが、君はまあ善良だと判断したわけだよ。
 それで、話を持ちかけて見たという訳だ」
「それだけ?」
「そう、そうれだけ。
 これでも私は自分の能力に自負を持っていてね、それに評価もされているのだよ」

 なんだか、非常に恥ずい事を言われている気がするが、結局の所は他に選択肢があるわけでもなし……。

「判りました、旦那に任せましょう」
「では、よろしく」
「で、どうやってここを出て行けば?」

 さっきの話だと、出て行くことは難しいとか言ってたような。

「確かにここから出て行くのは難しい。
 この施設を出入りする際には厳しいチェックがある。
 普通の転移には障壁が妨害に入るし、跳べたとしても即座に追跡がかかるからね」
「それじゃあ?」
「予測できない要因で出ることになれば問題は無い」

 それはどういうことですか?

「こうするのさ。
 エレクトラ、ガジェットドローンにレベル5探査、ブラックボックス部にセンシング」
「了解……………ブラックボックス、認証を求めています」
「では、慎重に、解除してくれ」
「了解……………おっとテレポーター」
「おや、これはしまった」

 何でそんなに棒読みなんだ。

「転移妨害、効果有りません、障壁抜けます」
「たすけてくれー」

 だから、棒読みはやめろと……。






「ここは?」

 森の中にガレージのようなバラックのような、カモフラージュされた建物がある。
 さっきの部屋にあった機材もなんか散らばってるところを見ると、巻き込まれてきたのか?

「君の入っていたガジェットのメンテ用のベースだね」
「何が起こったんだか?」
「ガジェットの帰還用転移装置を施設のジャマーにかからないようにチューニングしてから動かした。 今頃施設では大騒ぎじゃないかな?
 エレクトラ、この地点と状況を連絡、安心させてやってくれ」
「了解」
「これからどうすれば?」
「すぐに迎えが来るさ。
 珍しく、たまたま近くを巡回してた、地上本部のお迎えがね」

 手際が良すぎる……もしかして、最初から俺じゃなくて、ジュエルシードちょっぱるのが目的だったんじゃ……。

 数分して、警護付きの車両がやってきた。

「お待たせいたしました、ヒラガ技官」
「いや、それほど待っては居ないよ」
「首尾は?」
「上々の上に面白いおまけまで付いてきたよ」

 完全に、クロです。

「さて、本局の連中が来る前に仕掛けを済ませてしまおう」
「何を?」
「証拠隠滅だよ」

 6人程の小隊がよどみなく作業を進めていく、まるで訓練していたみたいに……してたんだろうなあ。
 見事にものの5分で作業は完了した。

「退避後、障壁展開!!」
「安全装置外せ!!」
「トリガ起こせ……ファイア!!」

 さっきの場所を中心に、半径150メートルなーんもなくなりました。

「どんだけー」





 更に10分程して、なんとあの金髪コスプレお嬢さんが、文字通り飛んで来ました。
 俺は、探査妨害の掛かった車の中に置かれてます。
 外の様子はエレクトラさんの中継を受けて聞いてます。

「ヒラガ技官、管理局本局機動六課のフェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官です」

 硬い表情で、身分証明を見せるフェイト嬢と、憮然とした顔のヒラガ……狸だ。

「本局のエースがご登場とは……やはり、かなり拙い状況ですか」

 眉間を押さえて唸るようにヒラガが呟く。

「ガジェット転移によるAレベル施設の損壊、ガジェットのベース自爆による森林公園の焼失、ガジェット及びベースの資料損失、ジュエルシード損失……人的被害が無かった事だけが不幸中の幸いといえますが」

 フェイト嬢の声も苦い。 そういえば、やっと名前がわかった。

「我ながら、情けないと思いますよ。 あの男にまんまとしてやられるとは……」
「あの男? まさか……」

 なにか、思い当たる節でもあるのか、フェイト嬢の顔が厳しくなる。

「エレクトラ、コード展開」

 空中に映し出されるプログラムコードの構成式、投影画面とキーボードを数回叩くヒラガ。
 そして、分解されていくコード、数回画面が切り替わり、ある一文が映し出される。

――J・ Scaglietti

「これは!!」
「見てのとおりです」

 愕然とするフェイト嬢、悔しそうに吐き捨てるヒラガ……よく判りませんが、ヒラガの旦那がなんか怖いです。

「ガジェットの調査中には何も無かった!!
 ジュエルシードの発するノイズに一定の法則らしいものがあると確認した途端、シードの調査をしていた機器が不正処理を開始、システムを侵食、巣組みのスタンドアロンのデバイスにパージしたが、一瞬早くコードを実行されてしまった!!
 私に出来たのは、不可避の自爆に対して逃げる事と、障壁を張ることだけだった!!
 
 ……経過のデータは、エレクトラから貰ってくれ」

 うな垂れるように、フェイト嬢のデバイスにデータを転送するヒラガ……ウェイン・ヒラガ怖い子!!
 なんか、フェイト嬢も同情的な様子になってるし……俺は、なんか濡れ衣なスカリエッティ氏に同情するぞ。
by katuragi_k | 2007-07-09 23:12 | 暇つぶし
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