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「風の狐よわが手に踊れ!!」

 十指にゆらゆと空の纏い。

「疾れ奔れつっ迸れ!! 十断! 百裂! 千斬! 万塵!!」

 叫び、両の手を吹き荒れる勢いのままに。

「みんな一枚剥いちまえ!! 風惨っ木っ端微刃!!」

 ビシバシと叩きつける音が、全周囲から無数に聞こえる。
 細い物は叩き切れ、薄い物は切り裂ける。
 やわい物は浅く裂け、固い物にはヒビ走る。

 風が収まる。
 そこには一瞬前とは違う惨憺たる風景。

「……また、下らん物を斬ってしまった」

 ガクリと肩を落とす一哉を、透けた狐が小首を傾げて見上げていた。


「なんて恐ろしいの……詠唱に魔術の名前まで叫びながら戦うなんて。
 そうなのね……照れたら負けなんだわ」

「おおい、遠坂!! 何言ってるんだよ。 おーい帰って来い!!」

 ボソリと呟く凛の肩を士郎がガクガクと揺さぶるも、何かを悟ったような凛の眼は熱に浮かされたように……」


 なんて物を、FATE世界でやって宜しい物か……いや、呪文が自己暗示なら、さぞかし叫ぶと良い感じに魔術が組みあがるかなあと、ふと思って(リアルタイムで酔ってる)。
 でも、考えると叫んでる間にガンド撃たれて倒れそう。

他にも。


「炎の蛇よ、わが手に絡め!!
 天を焦がし、地を舐めし、水を干上げて、風を呑め!!
 全部おごりで、遠慮は無しだ!!
 渦炎呑灼っ!! 全焼け大行進!!」


 とか、


「水なる蛇よわが手を漬せ!!
 高低狭広、常の理(ことわり)逆しまに!!
 立ちふさがる物、穿ち抜け!!
 1リットルでは物足りないが!!
 喰らえ!! 水刃一旋!!」

 とか……。

風は微小破裂の全周攻撃。 火は火柱の前方直進攻撃。 水はコントロール可能なウォーターカーッターみたいな……何でか全部叫びますな……。

むう、別のお話にまわそうか。
by katuragi_k | 2005-07-16 02:00 | SSもどき
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