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AVP(エイリアン対プレデター)に、すげー親近感。

見てきました。
派手な感じのタイトルの割りに、あんまり宣伝力入ってねーなーとか思いながら待っていたのですが、なるほどねーといった感想。

なんというか、

どっちつかずで結局纏めに走って

最後は力尽きてる感じが、

私の書くSSぽくて凄く親近感。

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ある日突然、ウェイランド社所有の衛星に南極での高熱源反応がとらえられた。
デジタル解析でそれがある種の建造物だと判明し、他者に気が付かれる前に調査してしまおうと、ウェイランド社は創始者自らがチームを率いて調査に向かう。

といった感じで、いろんな分野の専門家が集められ調査に向かった先で!!
というお話です。


以下、ネタバレ込みの投げやりな感想。



まず導入はいいとして、集められた専門家の区別すらつく前に消えていきます。
科学者、考古学者に環境学者、護衛に社長に穴掘りの専門家。
誰が誰だと確認する為には数回見ないと難しいかもしれない。(因みに確認してもたいして意味は無い)

次に、この儀式は成人式なのです。
つまり、これに出てくるプレデターは半人前なのです。

ゆえに、ヘタレが居ます(;゚ロ゚)ハッ

そして、そんなタイミングで上手くエイリアンをとっつかまえて来るのが面倒なのか、エイリアンクイーンをフリーズドライで保存しています。

つまり、養殖です(;゚ロ゚)ハッ

そんなエイリアンの活きが良い訳が有りません。
いくらプレデターな槍にでも人間に刺されただけで絶命するなんて、そんなエイリアンは産地虚偽の北海道物産展にでも売られてしまえ。

……失礼、取り乱しました。

エイリアンの演出ですが、CGの技術が発展した為か明るい場面で体全体を生き生きと動かしています。

そしてサックリと死ぬ所まで鮮明に(;゚ロ゚)ハッ

酷い所では明るい廊下を主人に駆け寄るワンちゃんの如く、5匹も6匹も集まってテケテケ走る始末。

何処から来るか判らない恐怖も、良く判らない存在への恐怖もなーんもかんも有りません。

更にはプレデターさんのエイリアン解体……そのばらした部品で武器を作る……あんたは板さんか、そしてエイリアンはマグロか。

散々エイリアンに対して書いてますが、プレデターにしても。

ピラミッドの最後の起動キーは、プレデターの武器を収めてある箱から武器を取り出す事なんですが、これの認証が西暦と月日入れるだけ。
三井住友銀行のATMに判り易い暗証番号は変えてくださいと催促されそうです。
そして、取り返す為に人間の前に格好よく出てきたと思ったら、後ろからエイリアンに尻尾で突かれて絶命。

お前は英雄王か(;゚ロ゚)ハッ
因みに、試験を受けるプレデターは三人居まして一人目二人目はかなり英雄王です。

さて主人公ですが、例に漏れず人間で生き残るのは女性。
この人とプレデター三人目の優等生が共闘するわけですが、女性はどうやっても生き残るという覚悟、そういうエネルギーを感じない。
ハッキリ言って、登場時に誰が生き残るのだとか、どう活躍するのだろうとか色々考える事でしょうが、考えが当たる事はほぼ無いでしょう。
というか、そういう場面は有りません。
まとめて死ぬだけです。ちょっぴり字を読んだり、触ると拙い罠を見つけ出すだけの演出だったりします。

で、人間とプレデターコンビが逆襲に転じます。
ここで、エイリアンクイーンが自由になりクライマックスです。
他のエイリアンは爆弾で、ふっ飛ばします。
エイリアンクイーンとプレデター&人間の戦い……盛り上がりません。
エイリアンクイーン……歩くと貧相です。
なかなか死なないだけのでかいエイリアン……最後は重石つけられて海に沈めて終わりです。ジェイソンなら、もう少し頑張りそうです。

最後は、プレデターさん死んじゃいます。
生き残った女性の前に隠れていたプレデターの船が出てきます。
そして偉そうなのが女性に槍を渡し、地球を去って生きます。
そして、船に横たえられた死体から、エイリアンが……。
でも、あっさり鎮圧されそうな気がしてドキドキしません。
多分続かないでしょう、っていうか続くな。

ハッキリ言って、ドン・フライ一人で話も何も気にならないパワーのあったゴジラファイナルの方が何ぼか楽しかったです。


by katuragi_k | 2004-12-23 21:24 | 映画
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